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ママのおっぱい

ママ~、 ママのおっぱいはおいしいねぇ~

そうよ。坊やに元気に大きくなってほしいから

いっぱい飲んでもらえるように

ママのおっぱいは坊やの大好きな味になっているのよ

うれしいな~。ママのおっぱい大好き

ボク、ずっとずっとママのおっぱいを飲んでいたいな

そうね。坊やが何でも食べられるようになって

ママのおっぱいを飲まなくても大きくなれるようになるまで

たーっぷりとおっぱいを飲んでちょうだいね

うん! ママのおっぱい。ママのおっぱい~~

ねぇ、ママ~

この頃、ママのおっぱい、前にみたいにたくさん出なくなったね…

どうして?

それはね。坊やがもうおっぱいを卒業する年になったからよ

坊やはもう何でも食べられるようになったでしょ

おっぱいがなくても坊やは成長できるから

ママのおっぱいも出なくなってきたのよ

いやだよぅ~、ママ~

ボク、まだママのおっぱいを飲んでいたいよぅ

そう泣かれてもねぇ

おっぱいは赤ちゃんを産んだ後にしかでないのよ

もう坊やは赤ちゃんじゃないから

ママのおっぱいは作られなくなったのよ

じゃあ、また赤ちゃんを産んでよぅ

赤ちゃんを産んで、ボクにまたおっぱいを飲ませてよぅ

そう簡単にはいかないのよ、坊や

赤ちゃんを産むっていうことは家族が一人増えるってことだからね

パパともよく話し合って決めないとね

それに、赤ちゃんは欲しいからってすぐにできるわけじゃないのよ

そんなことないよぅ

パパなんか関係無いよぅ

ボクはママのおっぱいが大好きなんだよぅ

ボクのためにおっぱいがでるようにしてよぅ、ねぇ、ママ~

坊や。たとえ坊やがママのおっぱいを飲まなくなっても

ママはずっと坊やのことが大好きよ

そんなことはどうでもいいんだよぅ

ボクはママのおっぱいが飲みたいんだよぅ

ママ、ちょっとこれを見て!

なぁに? この赤い光は…

ごめんよ、ママ

ママが赤い光を見て気を失ってるあいだに

人工授精させてもらったよ

え!!!

今、坊や、何て言ったの?!

だからさぁ、ママ、ボクはママのおっぱいが飲みたいんだよぅ

ママが言うことをきいてくれないから

しかたなかったんだよぅ

でも、これでボクはママのおっぱいを飲めるよ

うれしいな~。ママのおっぱい大好き

オギャ~、オギャ~

ママ、よくがんばったね

元気な赤ちゃんが産まれたよ

これでボクはまたママのおっぱいが飲めるよ

うれしいな~

坊や、確かにママはまたおっぱいがでるようになったけど

これは坊やのおっぱいじゃないのよ

産まれたばかりの赤ちゃんのおっぱいなのよ

ママ~、どうしてぼくにイジワルするんだよぅ

ボクはママのおっぱいが大好きなんだよぅ

心配しなくても大丈夫だよぅ

産まれた赤ちゃんは、人工乳で育てるから

ママのおっぱいはボクが飲んでいいんだよぅ

ママ~、ママのおっぱいっておいしいね

返して!返してちょうだい!ママの赤ちゃんを

ママ~、ボクはこんなにもママのおっぱいが大好きなんだよ

どうしてボクを困らせることを言うんだよぅ

赤ちゃんはどこ!

わたしの赤ちゃんをどこに連れて行ったの!

ママ~、だから心配しなくても大丈夫だってばぁ

赤ちゃんは哺乳瓶でミルクを飲んでいるから

ママは何も考えないでボクにおっぱいを飲ませていてよぅ

ママ~、まただんだんおっぱいがでなくなってきたね

ボク、ママのおっぱい大好きだよぅ

もっと飲みたいよぅ

坊や、もう坊やにはおっぱいは全く必要のない飲み物なのよ

もう坊やにあげるためにおっぱいは作らないわ

ママ~、そんなイジワル言わないでよぅ

ボクはママのおっぱいが大好きなんだよぅ

ずっとずっと飲んでいたいんだよぅ

ね、ママ、これ覚えてる?

あ、、、この赤い光は…

ママって学習しないんだね

ママが赤い光を見て気を失ってるあいだに

また、人工授精をさせてもらったよ

これでボクはまた大好きなママのおっぱいが飲めるよ

ママ~、ママのおっぱい大好きだよ

オギャ~、オギャ~

ママ、よくがんばったね

これでボクはママのおっぱいを飲み続けることができるよ

ママのおっぱいは最高だよぅ

赤ちゃん、わたしの赤ちゃんをどこにも連れて行かないで

ママ~、ママはボクのこと嫌いなのかい?

ボクはママのおっぱいが大好きだよ

きっと赤ちゃんよりもボクの方が

ママのおっぱいが必要なんだよぅ

だってママのおっぱいはこんなにも栄養があって

おいしくて、バターやチーズも作れるんだもん

ボクはママのおっぱいがずっとずっと欲しいんだよぅ

坊や、いえ、もはやあなたは坊やと呼べる年齢じゃないわね

あなた! わたしのおっぱいは赤ちゃんが飲むためのものよ

量も赤ちゃんが飲む量しか作らないわ

あなたが満足するほどママのおっぱいはでないのよ

ママ~、心配しなくて大丈夫だよぅ

ママに作ってあげている料理の中に、おっぱいがたくさん出る薬を混ぜてあるし

ママが病気にならないようにいろんな薬が混ぜてあるから

ママはなんにも心配しないでボクにおっぱいをちょうだいよぅ

ママのおっぱいはおいしくて大好きだよぅ

ずっとずっとママのおっぱいを飲んでいたいんだよぅ

もうわたしは赤ちゃんを産みたくないし

あなたにわたしのおっぱいもあげたくないわ

ママ~、どうしてそんな怖い顔をしているの

ママのためにボクは一生懸命働いているんだよ

ボクはママのおっぱいが大好きなんだよぅ

ボクはまだママのおっぱいを飲んでいたいんだよぅ

それだけなんだよぅ

あなたの体にはおっぱいは必要ないのよ

どうしてこんなことをするの

ママ~、お医者さんも言ってるし本にも書いてあるよ

おっぱいは栄養満点の天然飲料だって

大人になっても骨を丈夫に保つためには

おっぱいを死ぬまで飲み続けましょうって書いてあるよ

確かに栄養満点だけど、それは新生児にとっての話だわ。

日々、ぐんぐんと成長しなくちゃならない赤ちゃんのための天然飲料よ

成長の止まった大人に果たして必要なのかしら

それに、あなたはわたしの食事にいろんな薬を混ぜてるって言ったでしょ

きっとおっぱいに薬品の成分が混入しているわよ

しかも常に妊娠しているのよ。妊娠中のホルモンだって

あなたには必要がないし、むしろ害になるんじゃないかしら

ママ~、ボク、そんなむずかしいことはわからないし、知りたくないよぅ

ボクはママのおっぱいの味が大好きなんだよぅ

ママのおっぱいで作るヨーグルトやクリームも大好きなんだよぅ

栄養があってもなくても、ボクはママのおっぱいを飲みたいんだよぅ

これ以上ボクをいじめないでおくれよぅ

あ!やめて。その赤い光…

ごめんよ、ママ

ボクにはママのおっぱいが必要なんだ

オギャー、オギャー、

ママ、よくがんばったね

これでママのおっぱいは途切れることなく出続けるよ

ママが疲れないように栄養と薬の入った食事をこれからも

一生懸命作るからね

… … …

ママ、しゃべれないほど疲れているのかい?

ママ、しっかりして

ボク、ママのおっぱいがないと悲しくなっちゃうよぅ

ママ~、寝ててもいいから、おっぱい絞らせね

早く元気になってね

ママのおいしいおっぱいたくさんだしてね

もう充分でしょ

ママはもう疲れ切ってしまったわ

もう休ませてちょうだい

そうだね、

いくら薬を足してもおっぱいの出が悪くなったし

もうそろそろママを休ませてあげるよ

もうすぐ迎えの人が来るからね

そしたらボクとはお別れだね

ママをどこに連れて行こうっていうの?

大丈夫だよ、心配しないで、ママ

ピンポーン

あ、ご苦労様です

こちらですか?

はい、もう一人では歩けないんですが…

あ、大丈夫ですよ、たいていどこもそうですから、担架用意してますし。

そうですか、じゃ、よろしくお願いします

ママ~、しばらくお別れだよ

わたしは一体これからどこに連れて行かれるの?

ママ、心配しなくて大丈夫だよ

もう赤ちゃん産まなくていいし、おっぱいも作らなくていいんだよ

じゃ、すいません、こちらにハンコ、お願いします

はい、じゃ、後で引き取りに行きますから

まいどあり

ママ~、次はスーパーで会おうね~~~

ええええっと、本日の特売品コーナーはどこかなっと…

あったあった、ここだここだ

やっぱな~

あんだけ搾り取った後だからな~

ガリガリだったし

極上品コーナーには並ばないか…

ミンチで文句は言えないよな

ハンバーグにでもするか

手を合わせて

感謝していただきまーす!

ママ~、

ボク、ママのおっぱいも大好きだけど

ママのお肉も大好きだよぅ~

ママ~、ママのお肉はおいしいねぇ~

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